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カテゴリー: センター対策メルマガ+α
板野 博行
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9月4日 センター古文問題の解答解説!

正解発表!

まず、ここでのポイントは係助詞「こそ」の結び。

係助詞「こそ」の結びは已然形なので、選択肢で「め」ないし「らめ」が已然形の説明になっているものを探すと、①と④の二択。「已然形+ば」の形。

ちなみに②と⑤の「討ちとどめ」は「させ」の前で未然形、③と⑥の「候へ」は命令形(=お助けくださいませ)なので×。

残る①と④では、「つ/らむ」という複合助動詞の存在を知っていれば、正解は④とすぐ分かる。

訳から考えると、「聞きこそしつらめ」は「きっと聞いているに違いない」と訳せる。
一方、「つら」という動詞(「つる」の未然形?)があるとして、解釈しようにも解釈することはできない。

①②③を選んだ人は、読解力にも問題があるので要反省。

なお、複合助動詞については、『文法ゴロゴ』のP36(「ぬ」)とP52(「つ」)を参照のこと。

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板野 博行
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センター古文過去問!

今日はセンターの過去問から出題します。

問 傍線部(a)「聞きこそしつらめ」の「しつらめ」の文法的説明として最も適当なものを、次の①~⑥のうちから一つ選べ。

① 「し」は動詞の連用形、「つら」は動詞の未然形、「め」は助動詞で「御身にて候へば」の「候へ」と同じ活用形。
② 「し」は助詞、「つら」は動詞の未然形、「め」は助動詞で「討ちとどめさせ給ひても」の「討ちとどめ」と同じ活用形。
③ 「し」は助詞、「つら」は動詞の未然形、「め」は助動詞で「かひなき命をば、御助け候へかし」の「候へ」と同じ活用形。
④ 「し」は動詞の連用形、「つ」は助動詞の終止形、「らめ」は助動詞で「御身にて候へば」の「候へ」と同じ活用形。
⑤ 「し」は助詞、「つ」は助動詞の終止形、「らめ」は助動詞で「討ちとどめさせ給ひても」の「討ちとどめ」と同じ活用形。
⑥ 「し」は動詞の連用形、「つ」は助動詞の終止形、「らめ」は助動詞で「かひなき命をば、御助け候へかし」の「候へ」と同じ活用形。

本気の解答を送ってきてください!

http://gorogo.net/line-answer/

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板野 博行
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センター小説の解答の根拠について

今日は、センター小説のほうの解答の根拠が傍線部から何行程度離れたところにあるかを見てみましょう(1990~2016年本試験の分析結果)。

前7~10行以内……3.3%
前6行以内…………47.0%
傍線部自体…………25.5%
後4行以内…………20.9%
後5~22行以内……3.3%

これを見ると、センター小説は傍線の前6行、後4行以内に解答の根拠がある確率が93.4%にも上ります。これは評論以上の驚異的な数字です。

小説は因果関係で構成されているので、どちらかと言えば傍線部より手前の流れを重視して読解するのがポイントですが、評論同様、とにかく傍線部の前後をしっかり読解することが大切だと言うことです。

ただし、評論と大きく違う点が一つあります。それは、

「傍線部自体に解答の根拠がある」が25.5%にも上ることです(評論はわずか2.5%)。

したがって、センター小説の傍線部問題は、前後を読解する前に、まず傍線部自体の意味や、そこに込められた心情を正確に把握することが大切になってきます。

また、小説読解で大切なことは、「小説特有の語彙」の問題が出題されるということです。

特に問1の語句問題は、「辞書に載っている意味を優先して解く」という鉄則があります。

問いでは「本文における意味」が問われていますが、文中での意味(文脈的判断)以上に、「辞書に載っている意味」が優先して解くのがセンター小説の鉄則なのです。

もちろん、文脈判断でしか答えられない問題も出題されますが、割合から言って圧倒的に辞書に載っている「慣用表現」が中心で、しかもそちらのほうが正答率も低いというデータがあります。

○辞書に載っている意味で解く……出題率84.8%(正答率65.7%)
○文脈判断で解く………………出題率15.2%(正答率70.6%)

こうしてみると、センター小説の語句問題の対策としては、日ごろから「辞書を引く習慣」をつけ、語彙力をアップしておくことがとても大切だということがわかります。

評論の漢字や語句も含めて、日ごろから語彙力を養成しておきましょう。

『漢字ゴロゴ』『語句ゴロゴ』しっかりやれよ!!

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板野 博行
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センター評論の解答の根拠について

センター評論で、解答の根拠は傍線部から何行程度離れたところにあるかを調べてみると、次のような結果になりました(1990~2016年本試験)。

前7~20行以内……7.4%
前6行以内…………51.2%
傍線部自体…………2.5%
後6行以内…………27.3%
後7~18行以内……11.6%

大きく言うと、センター評論では傍線部の前後6行以内(傍線部自体を含む)に解答の根拠がある確率は81%にも上ります。

80%以上の傍線問題が傍線部の前後6行以内で解ける以上、速度優先の解き方として、「読みつつ解く」というスタイルのマスターはセンター評論の攻略上避けて通れません。

文章の途中で設問を解くのは思考の中断、あるいは筆者の主張を読み取る過程での邪魔になるので、慣れるまではやや難しい作業ですが、現実的に制限時間の厳しいセンター試験においては、一度全体を読んでから解く、というやり方では時間制限内に解き終わりません。

センター評論の出題者の意図は、どうやら次のようなものだと推測されます。

○問1は漢字問題→漢字の意味を理解しているかどうかを問う。
○問2から問5までの傍線問題は、傍線の前後にきちんと解答の根拠を探して論理的に解けるかどうかを問う。
(ただし問2~5でも、「文章全体」を押さえて解け、等の指示がある場合はそれに従った読解をすること)
○問6で文章全体の内容や文章構造、構成等が把握できているかどうかを問う。

こうした出題者の意図からセンター現代文を見ていくと、「どう読み、どう解けばいいのか」がわかり、勉強する指針にもなります。

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板野 博行
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2015年センター漢文の解答解説!!

正解発表!!

④ 且

まず驚くべきは、本番の受験生の正答率だ。

わずか30%の人しか正解できていなかった。

①を選んだ人が47%、③の人が19%。

つまり、「まさに」と読むところで選んだ人が多いと推測されるのだが、「将」は「まさに~(せ)んとす」と読む再読文字であるのに対し、①の「当」と③の「応」は「まさに~べし」と読むので、返って読むときの読みが違うので×だ。

残りは、②の「盍」は「なんぞ~(せ)ざる」、⑤の「須」は「すべからく~(す)べし」で違うので×。

となると④の「且」しか残らない。

「且」の字は「か(つ)」とも読むが、再読文字で用いられると「将」と同じで、「まさに~(せ)んとす」=「今にも~しようとする・するつもりだ」の意で用いられる。

明日から『漢文ゴロゴ』の「基礎編」を勉強して、この夏一気に漢文王になるべし!!!

みんなが後回しにする漢文を先にやって、ライバルたちをごぼう抜きだ!!

アマゾンの『漢文ゴロゴ』のページです。
https://www.amazon.co.jp/%E6%BC%A2%E6%96%87%E3%82%B4%E3%83%AD%E3%82%B4-%E9%9F%B3%E5%A3%B0-%E6%98%A0%E5%83%8F%E8%AC%9B%E7%BE%A9%E4%BB%98%E3%81%8D-%E6%9D%BF%E9%87%8E%E5%8D%9A%E8%A1%8C/dp/4907422113/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1468050942&sr=8-1&keywords=%E6%BC%A2%E6%96%87%E3%82%B4%E3%83%AD%E3%82%B4

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板野 博行
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2015年センター漢文の問題!!

昨日も配信したように、夏は受験の天王山。
そして、国語でまずやるべきは「漢文」。

さて、2015年センター漢文で出題された次の問題を解ける知識が今の時点であるかな!?

問 「将」と同じ読み方をするものを選べ。

① 当
② 盍
③ 応
④ 且
⑤ 須

解答はこちらへ!!
http://gorogo.net/line-answer/

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板野 博行
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来年のセンター古文は難化するぞ!!

年度 評論 小説 古文 漢文 合計点
2014 26.1 35.1 17.1 20.4 98.7
2015 34.6 35.7 23.8 25.1 119.2
2016 33.6 33.1 34.2 28.5 129.4

この三年間のセンター国語の平均点です。
2015年で一気に上昇した得点が、2016年はさらに上昇するという結果でしたが、その原因は古文の易化でした。

新課程ということもあって古文が易しくなったと思われますが、来年はその反動で難化が予想されます。
そもそもセンター古文のこの10年間の平均点は23.9点にすぎません。
半分も取れないのが普通なのです。

国語の中で最も難易度の高いのが古文です。
来年に向けて、古文対策をしっかりやって下さい。

先日も「ゆうき」君など多くの人からの質問で、文法も単語も覚えたのに古文読解が出来ません、というものがきます。

解決策としては、

「復習時に何度も音読すること」

です。

『極める古文2 センター試験編』には、板野の音声解説が無料で付いています(タダですよ、有効に使ってね!!)。
それを聴いて、何度も音読してみてください。

さらに、この問題集は主語の省略がどこで行われているかが分かるように工夫された口語訳も付いています。

単語・文法の次には、夏までにこの一冊を仕上げてください。

古文の成績が一気に上昇しますよ!!

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板野 博行
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センター試験を誤解していないか!?

今回は、センター試験というものへの誤解を解くことからはじめましょう。

1.センター試験と二次試験は別物である!
よく、二次対策をしていればセンター試験は秋ぐらいから勉強しても間に合うだろう、と考えている人がいますが、これは間違いです。二次試験とセンター試験とは問題の質がかなり異なります。
そして、科目数が多いセンター試験の対策を秋からやることは、現実的にかなり無理があります。
未習部分は仕方がないとしても、国語や英語などの対策は早め早めにやっておくことです。また、既習部分についても、やった範囲はそのつどきちんとマスターしておくことです。
ちなみに、「センター対策を早く始めた人ほど本番で高得点が取れている」という当たり前の事実を付け加えておきます。

2. センター試験と二次試験の勉強バランスを間違えるな!
センター試験と二次試験の勉強の比率は、次のように考えてください。
センター対二次が、2対1であれば、勉強するウエイトはセンター3に対して二次は1。
センター対二次が、1対1であれば、勉強するウエイトは1.5対1。
つまり、センターの得点を二次の1.5倍のウエイトで考えて欲しいのです。

その理由としては、センター試験はちゃんと勉強すれば80%の得点が取れるのに対して、二次試験の合格点は60%程度に過ぎない、ということがあげられます。つまり、取れる得点に大きな違いがあるということです。
さらにいえば、センターの得点が合格点を超えていれば、二次試験が有利になる(半分でも合格できる大学も多い)うえに、出願時に圧倒的な精神的アドバンテージがある、ということがあげられます。
ちなみに、東大や京大などの超-難関大学においてのみ、この限りではありませんが、それにしてもセンターでの得点と合格率とは見事に正比例している、という事実を記しておきます。

3.80%以上の得点が取れる受験生は、全体の5%しかいない。
センター試験の平均点は約50~60%に設定してあります。その意味では、それほど難しい試験のように思わないかもしれませんが、実は80%以上の得点を取ろうとすると、とんでもなく難しい試験なのです。2の項目でも書きましたが、センター試験はちゃんと勉強すれば、80%までは勉強時間に比例して得点できる問題で構成されています。
しかし、80%を超えようとすると、そこからの5%刻みがとんでもなく難しい試験になっているのです。80%以上の得点が取れるのは、受験生全体の5%しかいないのです。
そこで、まずは苦手科目を早めに対策し、最低でも平均点まで持っていくことが大切になってきます。春から夏にかけては、特に「苦手科目を克服する」ということに力を注いでください。

○今回の宿題
志望大学学部(第三志望くらいまで)の、センター試験と二次試験の配点比率を調べること。
そして、センター試験に対する意識を、二次試験の1.5倍にするつもりで早めにセンター試験対策に取り組むべし。

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2016年のセンター国語の分析と2017年予想

今日は、2016年のセンター国語の分析をお届けします。

平均点129.4点

1 評論 33.6点
2 小説 33.1点
3 古文 34.2点
4 漢文 28.5点

2015年より、平均点が約10点アップしました。
しかし、その内訳をみると、古文が9.4点アップしているのが上昇分のほとんどであることが分かります。

つまり、評論・小説・漢文は例年並みだったのに対して、古文だけ易化したわけです。
ちなみにこの10年間のセンター古文の平均点は22.9点です。
半分もとれないことのほうが多い、難しい科目なのです。

今年のような易しい年は非常に珍しいと言えます。
となると、2017年のセンター古文は例年に戻って半分程度の平均点になり、国語全体の平均も今年より5点以上下がると予想されます。

来年の受験生は、今年の古文が易しかったからといって決して古文の勉強をおろそかにしないようにしましょう。

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センター現代文直前対策

表記が乱れていたため再送します。ご迷惑おかけしました。(スタッフ)
—–
センター当日に現代文の力をピークを持っていくとすれば、三日前から「評論→小説」をまとめて解く練習を毎日してください。
二題合わせて45分が目標です。
その場合、センターの過去問を使用すればよいのですが、できればまだやっていない「本試験」があればそれを使用してください。
もし全部やってしまっている人がいれば、近年の「本試験」をもう一度解き直してみてください。
ポイントは、
1.現代文を解き慣れること。
2.カラダで45分という時間を覚えること。
3.解法のパターンの確認をすること。
ということです。ここで重要なことは、直前で実力をアップさせるのではなく、今までやってきた勉強の確認をすることと、
とにかく時間制限の中で集中して現代文を解くことを目とカラダに覚えさせることです。
本番では緊張して上滑りの読解になる恐れが高いので、とにかく集中して「文字」を追えるような訓練を積んでください。

○センター現代文の解答の根拠はすべて文中にあり!

落ち着いて読み落としさえしなければ、高得点が可能です。

ちなみに『現代文ゴロゴ センター試験編』を持っている人は、解法公式を繰り返しチェックしてください。
この本にはセンター現代文の解法に必要な公式がすべて掲載されています。

目標は満点です!!

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