今日は、2016年のセンター国語の分析をお届けします。

平均点129.4点

1 評論 33.6点
2 小説 33.1点
3 古文 34.2点
4 漢文 28.5点

2015年より、平均点が約10点アップしました。
しかし、その内訳をみると、古文が9.4点アップしているのが上昇分のほとんどであることが分かります。

つまり、評論・小説・漢文は例年並みだったのに対して、古文だけ易化したわけです。
ちなみにこの10年間のセンター古文の平均点は22.9点です。
半分もとれないことのほうが多い、難しい科目なのです。

今年のような易しい年は非常に珍しいと言えます。
となると、2017年のセンター古文は例年に戻って半分程度の平均点になり、国語全体の平均も今年より5点以上下がると予想されます。

来年の受験生は、今年の古文が易しかったからといって決して古文の勉強をおろそかにしないようにしましょう。