【問14】酸と塩基に関する記述のうち、正しいものを下の①~⑤のうちから1つ選べ。

  • ① 弱酸の電離度は濃度によらず一定である。
  • ② 弱酸と強塩基の滴定の指示薬には、メチルオレンジを用いる。
  • ③ 酸性塩は水溶液で酸性を示す塩である。
  • ④ 0.1mol/L-HClのpHは100℃で測定しても1である。
  • ⑤ 塩化水素を水に溶かすと、オキソニウムイオンが生成する。












【解答】 ⑤

【解説】 

① 弱酸・弱塩基の電離度は濃度が高くなるほど低くなる。

② 弱酸と強塩基の滴定では、中和点が塩基性になるのでフェノールフタレインを用いる。

③ NaHCO3のように、酸性塩であっても塩基性を示すものもある。

④ [H][OH]=1×10-14が成り立つものは25℃のときである。温度が上がるとpH は下がる。

⑤ HClはHとClに電離するが、Hは水と反応して、オキソニウムイオンH3Oになる。