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漢文【重要漢字】第45回

 今回も漢字の読みに関する問題です。共通テストでも頻出ですので、主要な漢字は読みと意味を整理していきましょう。

問題 「更」の読みとして適当なものを次の①~④の中から一つ選べ。
 ① かふ  ② つかはす  ③ めぐる  ④ たづぬ

正解 ①
解説 「更」は動詞の場合、〈かふ〉と読みます。〈取り替える〉の意味です。また、副詞としては〈こもごも〉と読みますので(〈かわるがわる〉の意)、こちらも覚えておきましょう。

☆今回扱った漢字は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。

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漢文【重要句形】第45回

〈重要句形テスト・第45回〉
 今回も詠嘆形を扱います。「豈」を用いますが反語ではないことに注意してください。

問題 次の文を詠嘆形で訓読せよ。
 豈非宝哉。

正解 豈に宝にあらずや。
解説 「豈」の後に「不」「非」などの否定語を伴うと、詠嘆形として「あに~ずや」と読み、「なんと~ではないか」という意味になることがあります。反語形の場合は「あに~ざらんや」です。送り仮名と文脈で判断してください。

☆今回扱った句形は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。

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漢文【重要漢字】第44回

 漢字の読みに関する問題も5回目となります。漢文では品詞によって読みや意味が変わってきますので、しっかりと見極めてください。

問題 「幾」の読みとして適当でないものを次の①~④の中から一つ選べ。
 ① ほとんど  ② すなはち  ③ いくばく  ④ ちかし

正解 ②
解説 「幾」はかすかな糸を表した表意文字で、そこから〈ほとんど〉〈いくばく〉〈ちかし〉などの意味が生じている。また、動詞で〈こひねがふ〉と読むこともある。〈すなはち〉とは読まない。

☆今回扱った漢字は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。

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漢文【重要漢字】第43回

 今回も漢字の読みに関する問題です。読みが変わると意味も変わりますので、セットで覚えるようにしてください。

問題 「たまたま」と読む漢字を次の①~④の中から一つ選べ。
 ① 会  ② 懐  ③ 概  ④ 過

正解 ①
解説 「会」には、〈ちょうどその時にあう〉という意味から、〈たまたま〉の意が生じています。副詞で出てきた場合は〈たまたま〉と読んでください。なお、〈たまたま〉と読む漢字としてはほかに「遇」があります。

☆今回扱った漢字は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。

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漢文【重要句形】第43回

 今回は返読文字の2回目です。返読文字は読解上、再読文字よりも重要ですのでしっかり覚えていってください。

問題 次の文を訓読せよ。
 請追安禄山。

正解 安禄山を追はんことを請ふ。
解説 「請」は前回の「欲」と同様に、「~せんことを請ふ」と動詞から返って読む返読文字で、「~することを願い求める」という意味になります。なお、「こふ、~せん」と返らずに読むこともあります。

☆今回扱った句形は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。
だい

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漢文【重要漢字】第42回

 漢字の読みに関する問題も3回目となります。気になる漢字は漢和辞典を引いてください。漢和辞典とお友達になることが、漢文上達の近道です。

問題 「仮」の読みとして適当なものを次の①~④の中から一つ選べ。
① まれに  ② まづ  ③ すなはち  ④ もし

正解 ④
解説 「仮」の字は仮定形で用いられ、〈もし(~ば)〉と読みます。文頭に「仮」の字がある場合は、〈もし〉と読んでまず間違いありません。

☆今回扱った漢字は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。

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漢文【重要句形】第42回

 今回からは返読文字を見ていきます。主要な返読文字は限られていますので、全部覚えてしまってください。

問題 次の文を訓読せよ。
 玄宗必欲捕安禄山。

正解 玄宗必ず安禄山を捕(とら)へんと欲す。
解説 「欲」は「~せんと欲す」と動詞から必ず返って読む返読文字で、〈~しようと思う〉の意味となります。ちなみに、安禄山は唐の玄宗の時代に反乱を起こした武省です。

☆今回扱った句形は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。

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漢文【重要漢字】第41回

 今回も漢字の読みに関する問題です。現代語にはない読み方が問われることが多いですので、注意してください。

問題 「いづくんぞ」と読む漢字を次の①~④の中から一つ選べ。
 ① 烏  ② 遺  ③ 維  ④ 惟

正解 ①
解説 「烏」の字は疑問詞として用いることがあります。文頭にあって、文脈的にカラスではない場合は〈いづくんぞ(~か)〉と読んでください。「どうして~か」という意味です。

☆今回扱った漢字は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。

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漢文【重要句形】第41回

 今回は選択形を扱います。何と何が比較され、どちらを選ぶのかに注意しながら意味を取ってください。

問題 次の文を訓読せよ。
 寧為鶏口無為牛後。

正解 寧(むし)ろ鶏口と為るも牛後と為る無かれ。
解説 「寧」と「無」が呼応して選択形をなし、「むしろA(スル)もB(スル)なかれ」と読んで、〈AはしてもBはするな〉の意味となります。この形での「無」は「なかれ」と読んで禁止の意味です。鶏のくちばしになっても牛の尾にはなるな。つまり、どんなに小さな組織でも先頭に立つのが良いという意味の故事成語として用いられます。

☆今回扱った句形は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。

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漢文【重要漢字】第40回

今回からは漢字の読み関する問題です。漢字の読みは共通テストでも出題されていますので、間違いやすいものを確認していきましょう。

問題 「これ」と読む漢字を次の①~④の中から一つ選べ。
① 以  ② 惟  ③ 遣  ④ 且

正解 ②
解説 「惟」は、限定形で〈ただ~のみ〉と読むこともありますので、文構造から識別してください。また、〈これ〉と読む漢字としては、ほかに「之」「是」「維」などがあります。

☆今回扱った漢字は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。

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