京大の古文の問題
今日は板野の母校の京大の問題を取り上げてみます。
京大の古文で、次の和歌を「適宜言葉を補いながら、現代語訳せよ」という問題が出題されました。チャレンジしてみてください。
「こととはぬ花とはおもへどいにしへをとはまくほしき庭ざくら哉」
ポイントは、
1.「こと」を漢字に直すと?
2.「とはまくほしき」って?
というあたりでしょうが、それ以外でも「適宜言葉を補いながら」という指示をどの程度押さえて解答するかも大切になります。
チャレンジャーの解答を待つ!!
今日は板野の母校の京大の問題を取り上げてみます。
京大の古文で、次の和歌を「適宜言葉を補いながら、現代語訳せよ」という問題が出題されました。チャレンジしてみてください。
「こととはぬ花とはおもへどいにしへをとはまくほしき庭ざくら哉」
ポイントは、
1.「こと」を漢字に直すと?
2.「とはまくほしき」って?
というあたりでしょうが、それ以外でも「適宜言葉を補いながら」という指示をどの程度押さえて解答するかも大切になります。
チャレンジャーの解答を待つ!!
この夏、センター漢文を制覇するための必殺の二冊!
参考書『漢文ゴロゴ』と、問題集『極める漢文 センター試験編』。
この二冊を仕上げれば、センター漢文は90%いただきです!!
今日はセンター漢文の出る順句法(知識問題)をお送りします。
1990年から2016年までの27年間のセンター国語の漢文で、よく出た句法は!?
第5位
押韻
…これは正確には句法ではないですが、漢詩が出題されるとほぼ100%の確率で問われるのが「押韻」。
絶句、律詩などで第何句目末の漢字が韻を踏むのか、しっかり勉強しておきましょう。
第4位
置き字「於」
…受験生の盲点は置き字。「於」だけでなく、他の置き字についても『漢文ゴロゴ』で全部正確に把握しておくべし!!
2015年は終助詞が問われたように、細かい文法まできっちり勉強しておかないとダメですぞ。
第3位
再読文字
…2015年も「将」が出たように、再読文字は頻出。文中での読解にも必須の知識なので、とにかくすべての再読文字に完璧に慣れておくことです。
第2位
使役
…この数年少し出題が減ってきた。…ということは、来年が怪しい。
使役と言っても単純な使役ではなく、動詞が二つの場合や文脈使役など、難しいものが出るので気を付けましょう。
第1位
疑問・反語
…なんといっても、疑問・反語は文中に多く、解釈に関わる大切な句法です。
特に反語は、打ち消しと同じで、意味が逆になるので注意が必要!
『漢文ゴロゴ』で句法を極めて、この夏、漢文を得点源に引き上げよう!!
正解発表!
②
今回のポイントは和歌の「夕(ゆうべ)は秋となに思ひけん」の箇所の解釈。
「夕は」の箇所は「夕暮れで最高にすばらしいのは」という意味が隠されていて、「夕暮れで最高にすばらしいのは秋だとどうして思ったのだろうか、今見ている春の夕暮れの風景こそ最高だ」というのが和歌の真意。
そこで正解は②「春の夕暮れの風景」となる。
ヒントは「かすむ」という語。
実は「霞(かすみ)」は春の現象を指しているので、今作者が見ている風景は「春霞」。
「霞たなびく」という表現も覚えておこう。
一方、似てはいるが「霧」は秋の景色だ。
夏は受験の天王山と言われます。
難関大受験生であれば、平均して毎日10時間程度の勉強をしているはずです。
慶応大学に合格した生徒が行っていた勉強法は、朝起きたら一日にやるべき勉強を紙に書き出し、一つ終わるごとに書いたものを塗りつぶしていき、朝書いたものすべてをやり終えるまでは決して寝ないと自分に課し、毎日コツコツと勉強を続けるというものでした。
彼は、「これだけ勉強をやったんだから、誰にも負けないはず!」という強い自信を持って受験にのぞみ、見事に難関大学の合格を勝ち取りました。
やるべきことを紙や手帳に書いて見えるところに置いておくというのは、目標設定がよりはっきりするので非常に有効な手段です。焦りや不安がある人は、この方法を是非試してみて下さい。
手帳に毎日やったことを残しておくと、受験が終わったときにいい思い出の物にもなるのでオススメです。
今は国語を教えている板野ですが、高校時代数学が大得意でした。
数学の勉強法に関してみんなに教えたいところなのですが、
なんと!!
板野の言いたいことをほとんど言い尽くしてくれているブログを発見!!!
是非、以下のブログを読んでください。
板野の最も読んで欲しい記事!
http://blog.livedoor.jp/daisaku309-math/archives/2062326.html
全体の目次
⇒ここからさらに詳しい記事を探して読んでください。
http://blog.livedoor.jp/daisaku309-math/archives/2053013.html
正答率は35%
正解発表!!
①
センター小説で最もよく出るパターンの「傍線部の言い換え問題」です。
語彙力が問われています。
ここでは、
「まわりを拒んだりはしない」≒「穏和」
「ひとりだけべつの時間を生きているような雰囲気」≒「泰然自若」
特に四字熟語の力がポイントになっ ています。
間違いとしては、②の「無為自然」と⑤「直情径行」を選んだ人が多かったのですが、語彙力不足です。
『語句ゴロゴ』等で、コツコツと語彙力とテーマ力をつけておいてください。
この時期、板野は全国を講演会で回っています。
昨日は富山、明日は福井です。
これから、奈良や名古屋などあちこちに行きます。
全国を回ると、受験生の熱い思いをヒシヒシ感じます。みんな、本気で勉強してますねー!!
板野も負けてられないという思いが強くなります。
暑い夏、夏の甲子園ならぬ受験の夏の甲子園のつもりで、一日一日を大切に勉強していきましょう!!
やるのだ!!!
センター小説から一問出題です。
傍線部と設問だけで解いてください。
問 傍線部「まわりを拒んだりはしないけれど、ひとりだけべつの時間を生きているような雰囲気を持っている」とあるが、「絹代さん」は「陽平さん」をどのような人物としてとらえているか。その説明として最も適当なものを、次の①~⑤のうちから一つ選べ。
① 穏和で誠実な感じであるが、泰然自若として周囲に惑わされない人物。
② 包容力があり寛大な面もあるが、無為自然で隠遁者を思わせる人物。
③ 爽やかで優しい印象を与えるが、謹厳実直で慎重に物事を判断する人物。
④ 柔軟性があって温厚であるが、闊達自在で思いのままに行動する人物。
⑤ 慎み深く控えめであるが、直情径行で確固とした意志を持った人物。
正解できるかな?
解答はこちらへ送ってください!
https://gorogo.net/line-answer/
最終的な正答率は15%!
ほぼ絶望的な数字であることを肝に銘じて勉強してください。
正解発表!!
4 受身
「ア段+る」なので、未然形接続の「受身・尊敬・可能・自発」の「る」と分かるが、問題はそこからです。(5の完了にした人は、猛烈に反省!!)
ここは口語訳できる力がないと正解できません。
「これほど国中の人々に誕生を祈願(され)なさっていた今の帝の第一皇子が、わが家に生まれなさって、思いどおりの帝のおでましもあった。」
ということで、4「受身」が正解とわかる。
問われている(れ)の直後が「させ給へ」と二重尊敬なので、「る」は「尊敬」ではない(三重尊敬はない!)。
また、可能で訳すには下に打消し語がないし、文脈的にも無理。
残るは「自発」と「受身」の二つです。
「願ふ」を心情語とみれば「自然と願う」と訳すことになりますが、「国中の人々が自然と願う」という解釈は不自然。
ここでは「国中の人々に誕生を祈願されなさっていた」と受身の訳が当てはまるのです。
文法をしっかり固めるかどうかが、センター古文攻略のカギを握ります。
『古文文法ゴロゴ』、やるべし!!
それから、未だにどう勉強したらいいかを尋ねてくる人がいますが、勉強法に関してはすべて『勉強の鬼原則』に詳しく書いてありますので、それを読んでみてください。
誰にでも出来、そしてちゃんとやれば必ず成績の上がる勉強法が書いてあります。
今日はセンター古文過去問!!
さて、できるかな?
○かばかり天の下祈り願は(れ)させ給へる今上一の宮、わが家に生まれおはしまして、思ひのごとく君の行幸ありき。
問 括弧の中の「れ」の文法的説明として正しいものを、次の各群の1~5 のうちから選べ。
1 自発の助動詞
2 可能の助動詞
3 尊敬の助動詞
4 受身の助動詞
5 完了の助動詞
解答はこちらへ!
https://gorogo.net/line-answer/
正解は22時くらいに配信します。
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