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カテゴリー: ブログオリジナル記事
ゴロゴネット 編集部
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質問メールとそれへの返信

質問メールがきました。

「こんばんは。
いまさらな質問なんですが、現役時に『現代文ゴロゴ解法公式』を読み、一通り『極める現代文』をやりました。
そして現代文に関しては偏差値70前後をキープすることができていたのですが、最近はやたら現代文の力が弱まってきてしまいました。
そこで市販のものをやりたいのですが、もう一度問題集をやったほうがいいのか、また別の新しい文章を読んだ方がいいのかを教えてもらいたいです。」

というものです。

『現代文ゴロゴ解法公式』→『極める現代文』というのは、非常に即効性の高い現代文の学習法です。
それによって偏差値70に到達することはできますが、質問にあるよるようにしばらく現代文に触れずにいると力は落ちてきます。

そこでやるべきこととしては、二日に一題の現代文を演習しつつ(過去問等でOK)、解法パターンに関しては『現代文ゴロゴ解法公式』に戻って確認するという勉強法です。
ちなみに、この本は1が「センター試験編」、2が「国公立・私立大編」なので、必要に応じて使い分けてください。
この時期としては、2のほうがオススメですが、理系の人ならば1のセンター編でOKです。

また、問題集の復習時には、自分で解答の根拠をきちんとセルフレクチャーで示せるぐらいまでやり込んでください。
そこで新たな発見もあるはずです。

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ゴロゴネット 編集部
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71年前の今日、広島に原爆が投下されました

今日、8月6日は広島に、その三日後の8月9日は長崎に、今から71年前に原子爆弾が投下されました。

正確な犠牲者の数を特定することはとても難しい話ですが、広島は当時の人口が約42万人で、死者、行方不明合わせて約14万人以上、長崎は人口約24万人で、死者、行方不明合わせて約7万人以上の尊い命が失われたといわれています。
もちろん被爆者の数はその何倍にもおよび、戦後もずいぶんと辛く苦しい日々を送られた方々が数多くいらっしゃったはずです。

板野は広島平和記念資料館や原爆ドームを何度も訪れたことがあります。
行くたびに戦争や原爆被害の悲惨さというものに対する思いを深くするばかりです。

本当に、人の命を奪う戦争や、大量殺戮兵器の使用はなくなってほしいですし、夢物語だとはわかっていても「世界の平和」を心から祈らざるをえません。

○この時期、オリンピックに甲子園とテレビを見たくなる誘惑に駆られますが、そこは我慢。

平和で恵まれている今の日本にいながら、本気で勉強しないなら、いったい他に何を本気でやるつもりなのか。

たかだかこの一年を受験勉強に捧げる程度の犠牲で「大学合格」というものがつかめるなら、すべてを振り捨てて勉強しろ!

今やれることを全力でやれ!

板野からのメッセージです。

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ゴロゴネット 編集部
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百聞は一見にしかず! オープンキャンパスを見に行こう!!

大学情報を得るのに欠かせないのがインターネットです。
自分が志望している大学のHPをネットで検索して、必ず一度は見てください。

その際、他の大学のHPもいろいろと眺めてみると、それぞれの大学の雰囲気の違いがわかると思います。
しかし、やはり実際に大学を自分の目で見てみることは、とても大切なことです。

「百聞は一見に如かず!」

夏は全国各地の大学でオープンキャンパスの真っ盛りです。
志望大学のオープンキャンパスについての詳しい情報は、自分から積極的に仕入れるようにしてください。

大学受験の情報の入手先としては、旺文社の発行している『蛍雪時代』やそのHPであるパスナビが信頼性の高い情報を届けてくれるオススメの媒体です。
参考までに、「パスナビ」のアドレスです。

http://passnavi.evidus.com/

さて、夏休みも前半が過ぎようとしています。ダラダラ過ごしてしまっていては、ライバルに差をつけられてしまいます。
自分の志望大学学部情報を入手するとともに、気合いの入れ直しということで、今後の学習計画の建て直しをしましょう。

以下に具体例を挙げていきます。
必ず紙に書いていくことがポイントです。

【基本情報】
◎志望大学・学部
第一志望…○○大学○○学部
→ここは気合いの第一志望大学!

もちろん、国公立大と私立大学を両方受験する人は2大学を想定して勉強すること。夏までに志望校・学部を決定しているのとそうでないのとでは、合格率が倍以上違います!!

◎センター試験合格得点率%
ここは自分で必ず調べること。各科目の配点や傾斜配点がある場合は、それも調べるべし。
それから、各科目の目標点も具体的に書く!
たとえば、英85%、国80%、数70%、社80%、理75%、など。具体性のない目標は目標ではありません。

◎二次試験での必要科目と合格平均得点率
英・国…合格者平均得点率60%…など。
→さらに、各科目の自分の目標得点率を具体的に書くこと。できれば、夏の間に一度過去問をやってみるのがオススメ。

◎私大を受験する場合、必要科目と合格平均得点率を調べる。
英・国・社(日本史)…合格者平均得点率70%…など。
→さらに、各科目の自分の目標得点率を具体的に書くこと。できれば、夏の間に一度過去問をやってみるのがオススメ。

【学習計画】
◎短期目標(8月末まで)

毎日12時間勉強、5教科をバランスよく勉強する。毎日英語長文2題。数学2題を完璧に。
→などなど、具体的に書く。一時間単位の計画表を作る。

◎中期目標(10月末まで)

センター5教科トータルで、75%を確実に取れるようにする。二次対策として、英語の長文読解の問題集制覇と、現代文の記述問題対策。
→などなど、これも具体的に書く。

◎模試の目標

○○模試で総合偏差値60以上!志望校判定でB判定以上をとる!
→などなど、これも具体的に書く。

上記を参考に、それぞれの項目について、できるだけ具体的に自分で計画を立て、紙に書き出してみてください。

短期的には、どの参考書や問題集を一日どのくらいやって、いつまでに仕上げるか。

また、夏の終わりの時点で、合格に必要なセンターの得点の10%以内の力を付けることを目標にします。9月からセンター本番の1月までで、10%アップは十分可能。20%アップが限界といわれています。

中期的には、受験科目全体のバランスを考えた成績アップ。特にセンターのウエイトが高い大学を受ける人は、センター対策を怠らないこと。

今の時点では、10~11月の模擬試験を本番に想定した学習計画を考えてください。本格的な二次試験対策や私大などの過去問の演習は、10月以降を計画しています。

今の時期は書店に赤本(過去問集)が並ぶ時期です。志望大のものを必ず手に入れましょう。

ここではお金を惜しまず赤本(過去問集)を購入し、机の前に置いておき、それを見ながら毎日気合いを入れるのです。

○事を行うにあたって、いつから始めようかなどと考えているときには、すでに遅れをとっているのだ。
byクインティリアヌス

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ゴロゴネット 編集部
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センター試験の重要性!!

センター試験の平均点は55~60%程度です。標準偏差が約20%なので、得点率80%以内に約90%の人(約45万人)が収まる計算です。しかし、国公立・私立上位大の合格には80%以上の得点が必要なので、本当の勝負は得点率80%以上の、残り10%の人たち(約5万人)の間での勝負だということになります。

今の時代、大学が二極化してきています。上位5%の大学に受験生の50%近くが出願しているのです。その意味で、80%までの得点の取り方と、80%を超えたところでの得点の取り方とはまるで違うものなのです。

たとえば、今平均点である60%程度の得点率の科目があるとしたら、それを80%までもっていくのは単純に「量の勉強」で届くものが大半です。

英語なら単語・文法を覚え、長文問題を一日2題解く、というようなことをひたすらやれば、「英語に慣れる」ことにおいて80%の得点が取れるようなります。また数学なら、ⅠA・ⅡB分野の典型問題をそれぞれ200題ずつくらい暗記(パターン化)すれば、これも80%までは届くでしょう。

しかし、90%を狙うとなると「質の勉強」が絡んできたり、「本番強さ」「詰めのきびしさ」など、他の要因が絡んできたりします。

ここで問題なのは、すべての科目を平均して80%とることはなかなか困難である、という現実です。「量の勉強」の難しいところは、センター試験までに時間が足りず、結果的に間に合わない、ということです。そうなると平均して80%をとるためには、得意科目は90%を狙い、苦手科目はなんとか70%をキープするという「戦略」が必要になってきます。

前々から言っているように、苦手科目に関しては早めの対策で克服し、センターで最低70%をとれるように計画・実行しましょう。また、得意科目は貪欲に90%~100%を目指すべく、合格大作戦を展開します。

ちなみに、「二次試験対策をしていればセンター試験は得点できる。大は小を兼ねるのだ」という考え方をする人がいますが、現実はそんなに単純なものではありません。
センターはセンターでちゃんと対策をしなければ得点できないような試験になっています。

ここで経営の神様と言われた松下幸之助の言葉を紹介します。

「一方では『これで十分だ』と考えるが、もう一方は『まだ足りないかもしれない』と考える。そうしたいわば紙一重の差が、大きな成果の違いを生む」。

ギリギリのところでの紙一重の差が合否を分けるという話はもう何度もしてきましたが、それは実際に試験を受けてみるとより一層はっきりします。

例えばセンターの得点率80%が合否のボーダーの大学の場合、センター得点率77.5%では5人に1人しか合格しないのに対して、82.5%の生徒では5人中3人以上が合格するというデータが出ています。

多くの国公立大学には二次試験があり、そこで逆転することは可能ですが、センター試験の得点率と最終的な合格率は見事に比例しているのです。

センターと二次の比率が1対4で、圧倒的に二次勝負と言われる東大ですら、センター試験の得点と合格率とが見事に比例しているのです。これはみんなに真剣に受け止めてもらいたい事実です。

東大文Iの場合、センターの得点率が82.5%だと合格率はわずか5%、85%だと合格率は10%、87.5%だと合格率は40%に跳ね上がり、90%だと合格率は55%、92.5%だと合格率は90%近くにも達します。

センターと二次の比率は1対4なのですから、ここまで顕著にセンターの得点率と合否が比例しなくてもよさそうなものですが、センターの得点率が80%を超えてくると、わずか2.5%の差は予想以上に重く、結果へと結びつくのです。

現代文ならば漢字一つが2点、小説の語句が3点、古文なら単語一つが5点、漢文なら漢字の読み・意味が4点。これらをきちんとこなすことで200満点中14点アップ、つまり国語全体の7%もの得点率を占めているわけです。

もちろん読解問題は一問8点前後の得点があり、一問で4%得点率を持つわけなので、それらを得点することが大切なのは言うまでもありません。本末転倒して、得点の小さなものだけをとることに時間を割く必要はありません。しかし、80%以上の得点率を目指す場合は、小さなものの積み上げが効いてくるということをしっかり理解して残りの日々を勉強してください。

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ゴロゴネット 編集部
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「セルフレクチャー+白紙のルーズリーフ」作戦

浪人生からこんなメールが届きました。
参考にしてください。

板野先生こんにちは!
現在浪人してるものです。

GWは予備校の授業でなかなか鬼勉(※板野注『勉強の鬼原則』)を買うことすらできませんでした。
夏に入って今日ようやく読めました。

僕はあることに驚き、また自分の分析に確信を持ちました
僕が今年の受験での敗因として分析していたことが原則として出ていたのです!

わかる → できる

ということです。

「わかること」と「できること」の間にはこの文面では表せないほどの差があるということです。
そこでこの敗因への対策も自分なりに考え実践してます。

それは、一度、理解した問題を週末に白紙のルーズリーフに0から解答を作り上げることです。

やってみると自分が授業でわかったと思った部分が書けないという現象が頻発しました。
でも2,3回繰り返すうちにできるのです!
本当に嬉しくなって毎週やってます。

今日、セルフレクチャーという目から鱗の勉強方法を板野先生からおしえていただいたので、この白紙演習と組み合わせてやっていきたいと思います。

是非後輩の皆にもやってもらいたいです。
長文を読んでいただきありがとうございました。

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ゴロゴネット 編集部
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センター古文文法チェックテスト 解答!!

正解発表!!

1.推定(伝聞・推定)→詳しくは『文法ゴロゴ』P38の上段

2.仮定(「むには・んには」という形は仮定)→『文法ゴロゴ』P32下段

3.自発(これは迷う。訳してみて受身は無理。尊敬は偉い人が主語だが、ここは主語は不明。可能も考えられなくないが、基本的に可能は下に打消を伴う。よって自発。「自然に~してしまう」。

自発は上に心情語を伴うが、ここでは「野をはるかに見やる」というのが、全体的に心情的とみなせる)。→『文法ゴロゴ』P30下段

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ゴロゴネット 編集部
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6/23 早稲田大学の問題の正解発表!!

正解発表!!

「したまひしか」

ここは後の「訪ひたまはぬ」=「動詞+補助動詞+助動詞」の組み合わせがヒント。
主語が同じなので、述語部分も同様の動詞・補助動詞・助動詞の組み合わせと考える。

(  )の中に入る三語も同様の組み合わせと考えられるので、

「す+たまふ+き」

と考える。

まず「す+たまふ」は、サ変の連用形が「し」なので、「したまふ」となる。

残る過去の助動詞「き」の接続は連用形なので、「したまひき」となる。

ただし、手前に係助詞「こそ」があるので、「き」を結びとして已然形「しか」にする必要がある。

よって、正解は「したまひしか」。

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ゴロゴネット 編集部
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早稲田大学、しかも偏差値70の問題に挑戦だ!!

今日は早稲田大学、しかも偏差値70の問題に挑戦だ!!
正解できるかな?

○片時立ち退きしをだに苦しきものにこそ( )、今は前を渡り歩きたまへど訪ひたまはぬは、

問 次の三つの単語を、必要に応じて適宜活用させながら、( )にふさわしい表現となるように組み合わせて、解答欄に記せ。


す(動詞)
たまふ

できれば、なぜ、その解答になったかもセルフレクチャーして送ってください!

https://gorogo.net/line-answer/

正解は夜10時頃配信します。

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阪大法学部に合格した一浪生からのメッセージ

今回は、昨年も紹介した先輩の合格体験記を紹介します。


こんにちは。大阪大の法学部に浪人して合格したものです。

現役の時はいわゆる不良で勉強もほとんどしたことがなく、現役のセンターでは442/900でした。
特に英語は56点という悲惨な状況で、もちろん国立は全部DかEでした。ですが立ち直り1年必死に勉強してセンター本番では86%にまで上がり、早稲田政経、慶應経済、大阪法に合格しました。

僕は一日平均17時間は勉強しました。睡眠5時間で浪人中は他にほとんどなにもしませんでした。

それが自分が難関大学に入る為の最低限のノルマだと思っていたからです。
7月頃は20時間やっていてついに倒れて運ばれましたがその後も変わらずやってました(おかげで4回倒れました)。

腕が痛くて医者に行ったこともありました。僕の場合は、はいあがる方法が他になかったので本当に必死でやりました。

難関合格圏の人に10時間程度の勉強ではとても逆転なんてできません。それくらいみんなやってます。逆転なら15時間は最低やるべきです。今の時期、効率などを考えてもしょうがないと思います。

やってるうちに効率は思いついてくるものです。

効率良くて量も多くなると無敵です。強いて言えば基礎を徹底してやるべきです。
難関志望生は意外にそこでつまずきます。

難問なんか今の時期やる必要はないし入試にも出ません。
最後に、板野先生ありがとうございました。」

というものです。
倒れるまでやるのはちょっと極端だとは思いますが、彼の努力は大阪大学合格という形で実ったのです(睡眠時間はもう少しとってね)。

難関大学を狙っている人が、このくらい勉強しているという事実を肝に命じて勉強していきましょう!!

合格を勝ち取るのは甘くないぞ!!

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ゴロゴネット 編集部
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来年のセンター古文は難化するぞ!!

年度 評論 小説 古文 漢文 合計点
2014 26.1 35.1 17.1 20.4 98.7
2015 34.6 35.7 23.8 25.1 119.2
2016 33.6 33.1 34.2 28.5 129.4

この三年間のセンター国語の平均点です。
2015年で一気に上昇した得点が、2016年はさらに上昇するという結果でしたが、その原因は古文の易化でした。

新課程ということもあって古文が易しくなったと思われますが、来年はその反動で難化が予想されます。
そもそもセンター古文のこの10年間の平均点は23.9点にすぎません。
半分も取れないのが普通なのです。

国語の中で最も難易度の高いのが古文です。
来年に向けて、古文対策をしっかりやって下さい。

先日も「ゆうき」君など多くの人からの質問で、文法も単語も覚えたのに古文読解が出来ません、というものがきます。

解決策としては、

「復習時に何度も音読すること」

です。

『極める古文2 センター試験編』には、板野の音声解説が無料で付いています(タダですよ、有効に使ってね!!)。
それを聴いて、何度も音読してみてください。

さらに、この問題集は主語の省略がどこで行われているかが分かるように工夫された口語訳も付いています。

単語・文法の次には、夏までにこの一冊を仕上げてください。

古文の成績が一気に上昇しますよ!!

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