2日間の共通テストを終え、この記事を読んでいる受験生の方が多いかと思います。こ
れから2月まで入試の日程が続いていきます。そうしたなかで、最も大切なのは、十分に
力を発揮できるよう万全の状態を整えることです。また、限られた時間であっても、まだ
まだ点を伸ばすことはできます。そこで、今回からは、合格に少しでも確実なものとする
ための入試期間中の過ごし方についてお話したいと思います。
 さて、入試が続くなかで、絶対にやってはいけないことがあります。それは、「問題の
答え合わせをすること」です。共通テストのように正解が発表されるものを除いて、自分
で答えを調べたりしてはいけません。
 なぜダメなのか? 理由は簡単です。次の試験につながらないからです。
 まず、受ける大学学部によって、問題の傾向や難易度、出題形式が全く異なります。だ
から、受け終わった大学学部の問題はスッパリ忘れ、次に受ける大学学部の過去問を見直
して、傾向などを再確認する方がよっぽど有益です。
 特に共通テストは、出題形式や問われる内容が独特すぎて、私大や国公立大2次につな
がる要素が全くありません。大学入試センターが発表する解答と配点で自分の得点を把握
したら、スッパリ忘れてください。
 たしかに、できなかった問題は答えを調べたくなるものです。ですが、それをやり始め
ると、特に地歴・公民などでは、ネットなどを調べまくった挙句、答えは分かりませんで
したということがよくあります。正誤問題などがそうです。
 そもそも、できなかった問題は合格点を取るのに必要ないという可能性もかなり高いで
す。私大ではほとんどの受験生ができないような問題も含まれます。たとえば、日本史の
問題を調べて正解は用語集で頻度①の事項だったら、知っている必要はなかった、その時
間は無駄だったということになるでしょう。その用語がその後の入試で出題される可能性
は限りなく低いですし、合否には影響しないのですから。
 自分の合否がかかっていますので、答えが気になる・調べたくなるという気持ちは分か
ります。ですが、その気持ちはどこから生じているのかを自分の心に聞いてみてください
。それは「不安」です。
だとしたら、その「不安」を解消するのに必要なことをするべきです。それは、とにか
く寝ることだったり、ずっと勉強してきた英単語帳を見直すことだったりするでしょう。
そうやって、「自信」を取り戻すことで、「不安」に打ち勝ってください。
 次回も引き続き、入試期間中の過ごし方についてお話します。