今回も前回に引き続き受身形です。前回とは違った形ですが、こちらも頻出ですので、しっかり頭に入れてください。

問題 次の文を訓読せよ。

 為楚相所辱。

正解 楚相の辱むる所と為る。

解説 

「為A所B」で、「AのBするところとなる」と訓みます。Aが動作主、Bが動詞です。本問のこの文は「楚相にはずかしめられた」と解釈できます。なお、「AのためにBせらる」と訓むことも可能です。この場合、「所」は受身の助動詞「る・らる」として訓みます。「所」は単独で用いた場合でも受身の意味であることがありますので、覚えておいてください。

☆今回扱った句形は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。