第49回【解答】

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【解答・解説】

正解は(3)の「特別な美しさではないけれど」

今回も『古文単語ゴロゴ』の確認に最適な単語問題だ。

『ゴロゴ』はセンター試験を含め、大学入試の古文単語の90%以上をカバーしているので、早めに覚えた者勝ちだ!
がんばって覚えよう。


さて、ここでは「にほふ」が重要単語。

現代語の意味とは違って、古語では見た目での「美しい色つや」を表す。

選択肢では(1)が「香り」ととっているので×。(4)も間違い。
残った(2)と(3)では「異なる」の解釈に違いがある。

しかし、古文と選択肢とをよく見比べると、古文で「なけれど」となっている箇所の解釈が違うことに気が付くはずだ。

「なけれど」は「ないけれど」と訳さなければならないので、(2)の「あるけれど」は間違い。

前に「『打消語』は古文の解釈では最大のポイント」、ということを書いたのを覚えているかな?

ここでは打消の意味をもつ形容詞「なし」がポイントになり、正解の(3)を選ぶことができる。


センター古文で高得点をとるためには、単語だけでなく、『古文文法ゴロゴ』で文法もしっかり勉強するようにしよう。
文法は短期集中で勉強し、それを何度も繰り返すことが大切!
夏の終わりまでには必ず一通り古文文法をマスターしよう!!

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