前置詞を含む熟語の考え方(1)
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■問■
He is dependent ( ) his parents.
「彼は親に頼っている。」
dependent「頼っている」という意味から、親に「べったりとくっついている」というイメージです。
そのイメージから、( )には「接触」を表す on が入ります。
前置詞 on を覚える際、
on =「〜の上」
と、表層的な意味だけを覚えるのではなく、
on =「接触」を表す
と、前置詞 on が持つ“イメージ”を頭に入れておくべきです。
「接触」というイメージを持っていると、次の英文が何か変だと気付くはずです。
A plane is flying on the mountain.
実際、この飛行機は飛んでいません。
on が使われているため、山と「接触」していることになります。つまり山の上を走っています(笑)
このような場合、on ではなく over を用いるべきなのです。
さらにもうひとつ、on =「接触」のイメージを広げて、次の英文を訳してみましょう。
We Japanese live on rice, and Europeans on wheat.
この英文での on は、米や小麦と「べったりくっついた」生活を送っている、という内容を表しています。
つまり、
「我々日本人は米を、そしてヨーロッパ人は小麦を主食にしている。」
という訳になるのです。
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