前置詞を含む熟語の考え方(4)
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今回の答えは、どちらも for になります。
for という前置詞は非常にイメージが捉えにくい前置詞ですので、ここでしっかりとイメージを掴み取ってください。
まず、大枠のイメージとしては、
@「未到達の方向」
=目標・目的・追求の対象
A「交換」
=代償・報酬・等価
B「原因・理由」
C「流れに沿う=賛同」
この4つのイメージを理解しましょう。
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■問1■
Tom is eager for succcess in the mission.
「彼は任務を成功させたがっている。」
この for は、@「未到達の方向」を示しています。
訳から「成功に向かっているが、まだ成功に到達していない」ことが分かると思います。
そのため for を用いるのです。
同じイメージで用いられる for の、その他の例を以下に挙げます。
【目標・目的・追求の対象】
seek for O
「Oを探す」
search for O
「Oを探す」
ask for O
「Oを求める」
wait for O
「Oを待つ」
call for O
「声を上げてOを求める、Oを要求する」
hope for O
「Oを望む」
wish for O
「Oを望む」
long for O
「Oを切望する」
yearn for O
「Oを切望する」
be anxious for O
「Oを切望している」
be eager for O
「Oを熱望している」
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■問2■
She will no doubt stand up for him if there is a problem.
「何か問題があれば、間違いなく彼女は彼に味方するだろう。」
これは「賛同」の for です。
「流れに沿う」=「方向が一致する」=「賛同」というイメージです。
擁護したり、賛成・賛同する場合は、その人の意見と同じ流れに沿っている、と考えるわけです。
こちらもその他の例を見ておきましょう。
【賛同】
be for O
「Oに賛成している」
speak for O
「Oを弁護する、Oを支持する、Oに賛成する」
stand for O
「Oを支持する、Oの味方をする」
(「Oを表す」の意味もある)
stand up for O
「Oを守る、Oを擁護する」
vote for O
「Oに賛成の投票をする」
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今回は前置詞「for」について取り上げてみました。
前置詞の for は、
@「未到達の方向」
=目標・目的・追求の対象
A「交換」
=代償・報酬・等価
B「原因・理由」
C「流れに沿う=賛同」
この4つのイメージをしっかり頭に叩き込んでください!
それでは、次回もお楽しみに!
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