問題演習(3)
……………………
関係詞の問題を考えるにあたって、まず以下のポイントを注意しましょう。
@ 英文のピリオドは、完全な文にしかつけることができない
A 「SVの数−1=接続詞の数」となる
B 関係代名詞とは、接続詞と名詞の役割を1語で表すもの
この3点を押さえると正解が出ます。
■問1■
I've been deceived by the man ( ) I thought was my best friend.
(1) who
(2) whom
■解答・解説■
この場合は、
( ) I thought was my best friend
となっていて、was の主語がないことに注意しましょう。
I thought (Sがない) was my best friend.
そして主語がないのにピリオドが付いています。
また、この文ではSVの数が2つあるので、接続詞の要素が1つ必要になることも分かります。
よって( )内には、接続詞の要素とS(名詞)の要素を兼ね備えた関係代名詞の主格が入ります。
答えは(1) who になります。
……………………
■問2■
I've been deceived by the man ( ) I thought to be my best friend.
(1) who
(2) whom
■解答・解説■
この場合は、
( ) I thought to be my best friend.
となっていて、thought の目的語がないことに注意です。
I thought (Oがない) to be my best friend
そして目的語がないのにピリオドが付いています。
また、この文ではSVの数が2つあるので、接続詞の要素が1つ必要になることも分かります。
よって( )内には、接続詞の要素とO(名詞)の要素を兼ね備えた関係代名詞の目的格が入ります。
答えは(2) whom になります。
関係代名詞の格、特に主格と目的格の識別はよく出題されるのでしっかり理解しておきましょう。
関係詞の理解がまだ確実でない人は、僕のDVD教材『徳村英樹の英文法・必修講座』で、完璧に仕上げてください!
この『英文法・必修講座』では、準動詞・関係詞・時制・仮定法といった、英文読解に欠かせない文法事項を、徹底的に解説しています。
また、入試でもよく出題される文法問題の演習もたっぷり用意しました。
そこでは、単に正解がどれなのかを解説するだけでなく、不正解の選択肢がなぜ×になるのかもしっかり解説しています。
正解・不正解の「根拠」が解るようになることで、問題に対して自信を持って正解を導き出せる力が身につきます。
DVD9枚組の大作です!この講座で関係詞は完璧です!!
□『徳村英樹の英文法・必修講座』