問題演習(11)
……………………
■問1■
HI! It's me. I'm sorry I'm late. I'm running ( ) the direction of the ticket gate. I'll be with you in a minute.
(1) in
(2) of
(3) to
(4) within
■解説■
「改札口の方に向かって走っているんだ。」という内容を問われている問題です。
方角を指すので、感覚的に to や for が入るのでは、と思った人もいるかもしれません。
しかし、この direction という語の前では、前置詞 in を用います。
正解は(1) in になります。
direction を用いた他の表現もまとめておきますので、見ておきましょう。
・in all directions
＝in every direction
「四方八方に」
・in the opposite direction
「反対の方向に」
・in a northerly direction
「北の方へ」
・run in the direction of the crowd
「人だかりに向かって走る」
……………………
■問2■
You can choose either the train or the bus. If you want to save some time, the train would be better.
The ( ) is a little bit higher, though.
(1) cash
(2) fare
(3) fine
(4) interest
■解説■
「料金」に関する単語の語彙問題です。
正解は(2) fare です。
英語の場合、ひと括りに「料金」といっても、いくつかの使い分けが必要になります。
以下にまとめてみましょう。
・fare
＝乗り物（バス･電車･タクシーなど）の料金
a bus [taxi] fare
「バス(タクシー)料金」
・fee
＝専門的な職業や公共団体などへの支払い料金（授業料･入場料･専門職に対する謝礼）
an admission fee
「入場料金」
・toll
＝有料道路などの料金
・rate
＝電気･ガスなど、量により算出するものや郵便料金
The postal rates have been raised.
「郵便料金が上がった。」
The gas [water] rates will go up as of next month.
「ガス(水道)料金が来月から上がる。」
・charge
＝サービス行為の価格
センター英語においては語彙力はもちろんのこと、文法の知識も当然求められるので、間違えた問題などはノートにまとめておくように！
短期集中で文法を極めるなら、ちょっと宣伝になってしまいますが、僕のDVD教材『徳村英樹の英文法･必修講座』をオススメします。
この『英文法・必修講座』では、準動詞・関係詞・時制・仮定法といった、わりと苦手にしている人が多い文法事項を、徹底的に分かりやすく解説しています。
また、入試でもよく出題される文法問題の演習もたっぷり用意しました。
そこでは、単に正解がどれなのかを解説するだけでなく、不正解の選択肢がなぜ間違いなのかもしっかり解説しています。
正解・不正解の「根拠」が解るようになることで、問題に対して自信を持って正解を導き出せる力が身につきます。
DVD講座なので自宅にいながら、しかも自分のペースで僕の授業が受けられますぞ!!
□『徳村英樹の英文法･必修講座』
