B
「故」は、固まってひとつのもにになることを表わした会意文字で、そこから、古い・理由があって・もとからなどの意が生じました。
「故意」とは、〈たくらみがあってわざと行うこと〉で、読みとしてはB「ことさらに」が合致します。
選択肢として挙げたものはすべて「故」の読みとしてありますので、ぜひ覚えておいてください。
D「かれ」は結果(だから)を表わす接続詞として用います。
☆今回扱った漢字は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。