「否定の連用」と呼ばれる形で、否定語を用いた句を2つ重ねると、上の句が条件(〜ないならば)、下の句が帰結(〜ない)」を表わします。
上の句の「〜ずんば」」という訓み方にも注意してください。
「虎の穴に入らなければ、虎の子を得られない」。
対偶をとれば、「虎の子を得るには、虎の穴に入る必要がある」となりますね。
☆今回扱った漢字は、『新・ゴロゴ漢文』巻末「虎の巻」に掲載されています。