実践「ニュース小論文」第6回答案紹介・講評
皆様、こんにちは。
5月も後半になりました。
だんだんと暖かくなりつつありますね。
先日の東京も30度近くまで気温が上がりました。
暑くなると能率が下がりやすくなります。
充分に休息を取って、焦らないことが肝心です。
人間にとって最もつらいことは、いったい何だと思いますか?
それは「単調さに耐えること」だそうです。
受験勉強は非常に単調なものです。
それにひたすら耐え続けることは、極めてつらいことなのです。
ときには息抜き、気分転換も必要でしょう。
志望校の近くに住んでいらっしゃる方は、志望校を見に行くのも良いでしょう。
志望校が近くではない方も、近隣の大学に行ってみると良いかもしれません。
私は京都で浪人していました。
志望校は東京方面でしたが、気分転換と称して、京大キャンパスによく行きました。
大学って、こんな感じなんだなぁ~、などと思っておりましたよ。
是非とも、やってみましょう❢
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前々回の答案御紹介と講評です。
これもなかなか難解だったようです。
そもそも「伝染病の発生」ですからね。
いったいどのような点を問題とすべきか、迷いますよね。
まさにそれが焦点となっています。
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[1]
エボラ出血熱のような海外で起こる疫病などを日本にもたらさないためには、海外渡航者自身が行き先の状況や近隣の国の状況も十分調べて、安全に配慮して判断することが必要だ。こうしたことを促すには、政府機関がより渡航者への注意を呼びかけ、また航空機関もそれに協力した方がいいだろう。一方で海外から日本に戻ってきた人に対しても、病気などの症状が出ていないかを十分検査してから日本入国を許可すべきだ。(193字)
講評
・エボラ出血熱を日本にもたらさない、という点を焦点としています。その点はOKなのですが、「海外渡航者自身が行き先の状況や近隣の国の状況も十分調べて、安全に配慮して判断する」「政府機関がより渡航者への注意を呼びかけ」「航空機関もそれに協力」「病気などの症状が出ていないかを十分検査してから日本入国を許可すべき」等々、全て既に実行されていることで、なんら新しい視点が見いだせません。解決策は新しい視点でなければ面白くありませんので、この答案ですと「うん、そうだよね。で?」で終わってしまいます。
・評価は50%です。新しい視点が欲しかったですね。
つづきはこちらから>>
http://gorogo.com/m/17es/17es011.html