実践「ニュース小論文」第7回答案紹介・講評
皆様、こんにちは。
インターネットの素晴らしさ、充分に活用されていらっしゃいますか?
私は15年以上「辞書」を使っていません。
「インターネット検索」の方が、辞書よりもはるかに速く確実に、そして豊富な情報を入手できるからなのです。
英単語・英語表現はもちろんですが、数学の知識確認および予備知識にも利用します。
そして小論文においては、テーマに沿った時事的なニュースの検索、問題を提起するための利益関係、そして解決策としての最新の情報等、どんどん検索しております。
私達がハイティーンだった頃と、大きく時代は変わりました。
皆様お一人お一人が、スマホやタブレットやパソコン等々を自由に扱えるのです。
大学受験勉強に関しても、どんどん活用することが好ましいのです。
スマホやタブレットやパソコンというIC端末は、非常に優れた宝物です。
無為に時間を過ごすことの無いように、しっかり使ってあげましょう❢
前々回の答案御紹介と講評です。
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今回の内容は「いったいどこに『問題点』があるのだろうか?」と思われた方が多かったようですね。
送られてきた答案の中で「問題点」を、あぶり出していた答案は、ごくわずかでした。
しかし、設問に「問題点を指摘し、解決策を述べよ」とある以上、それに沿ったものを描かねばならないことは当然のことなのです。
そこのところを軽視している方々が非常に多いことに慄然といたしました。
例えば昨年、ノーベル賞を受賞した大隅教授は「日本で基礎研究を続けることは非常に難しい」と、おっしゃられました。
数年前のノーベル物理学賞を受賞された南部陽一郎氏は、米国で研究に従事し、米国籍になられていました。
1987年にノーベル医学・生理学賞を受賞された利根川進氏も、米国マサチューセッツ工科大学の教授であり、2014年にノーベル物理学賞を受賞された中村修二氏は米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授です。
古くは、千円札の野口英世です。彼は米国ロックフェラー研究所で人生の大半を過ごしました。
ことほどさように日本という国は科学技術の「研究」という分野において、未だに極めて遅れていると言わざるを得ず、米国との意識の差は明らかでしょう。
こうした背景知識をもって今回の問題に接すれば、日本での科学研究施設や意識を充実して高めることの重要性、という切り口で、答案を書けるのではないでしょうか。
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我々はいったい何を求めているのか。テレビや新聞記事でなんとか遺跡で○○がみつかっただの、ミイラの呪いがどーたらだのという報道はよく見かけるが、我々には何の関係もないことである。寧ろ大地の奥深くに眠っているご先祖様たちは、安らかな眠りを妨げられて怒り狂っているに違いない。もしあなたが墓地で骨を掘り返している人を見たら間違いなく変質者だと思うだろう。そしてお墓のご家族は怒り狂うに違いない。考古学者たちはそれと同じ事をしてしまっているのである。(221字)
講評
- 文字数が221で設問条件未達のため、内容も読まれないまま零点になります。
- ちなみに文章内容もおよそ小論文とはかけ離れたもので、客観性がまるでありません。
つづきはこちらから>>
http://gorogo.com/m/17es/17es012.html