皆様、こんにちは。
前回はお休みを頂きまして、申し訳ありませんでした。

目標は未来から手繰り寄せるものです。
私は中学3年生の春に、志望大学を決めました。
一浪しましたから、志望大学を決めてから約5年かかって、やっと合格出来たのです。
浪人のときなど、毎日寝る前に鏡を見て「オレはすでに◯◯大学の学生だ❢」と言い聞かせていたのです。
そうやって合格を手にしたのです。
 
結婚のときもそうでした。
一目惚れだったのですが、出会った瞬間に「この子と結婚したぞ❢」って思っていました。
その後、1年もしないうちに結婚したのです。
 
参考書を出すときもそうでした。
自分の著書が書店の学参コーナーに並んでいる、と思っていました。
すると、本当に出版が実現したのです。
 
自分の話ばかりで恐縮ですが、私の周りにはそうした友人たちがいっぱいいます。
みんな、夢を描いて、それを確信して、未来から現実を手繰り寄せてきたのです。

みなさんも、もう合格しているんですよ❢
あとはそれを手繰り寄せるだけですよ❢

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前々回の答案御紹介と講評です。

ニュースを再掲します。
 
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以下のニュースを読み、190字以上200字以内で問題点を指摘し、解決策を述べよ。

OECD(経済協力開発機構)は、日本の15歳から29歳までの若者のうち、職業に就かず、教育などを受けていない、いわゆる「ニート」の割合が、2015年で10.1%(170万人)だったとする報告書を発表した。
OECDの平均を下回っているが、日本の「ニート」の3分の2が、積極的に仕事を探していないほか、32万人の若者が「ひきこもり」状態と推計されるという。
一方、日本は、諸外国に比べて、家事や育児などのために、仕事から離れる若い女性が多く、「保育施設へのアクセスと費用の手頃さが限定的だ」と指摘している。

《 フジテレビ 2017年5月29日(月) 23時26分 配信 》
 
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今回の場合「ニート率が高いことの問題点は何か?」を探るところが難しいのではないでしょうか?
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[1] R さん
日本のニートのうちの170万人のうちの3分の2もの人が学びたい、働きたいという意思がないことで働いていないのに不自由なく過ごしていくことができていることが問題だ。このようなことが起きる理由はその親が豊かだからだと考える。子が働かずに親のお金で生きていける人がいるというのは貧富の差が大きい格差社会が根底にあるからだ。格差が小さくなるように税金の比率を変えたりして国から政策を打ち出すべきだ。(194字)

講評
・第一文が非常にわかりにくいです。「日本のニートのうちの170万人のうちの3分の2もの人が『学びたい、働きたい』という意思がないそうだ。しかし彼らは、不自由なく日々を過ごしている。そのようなことが可能であることこそが、問題なのだ。」という具合に、3つに分けることが好ましいと思われます。
・ニートが「問題である」理由が、ハッキリ示されておりません。親が裕福で、子がその恩恵を受けて働かないことが、なぜ問題なのでしょうか?親が子の分まで働いて納税していれば、問題はないと思われます。
・問題があるとすれば、そうした格差社会における貧困者のヤル気を失わせてしまうことです。たとえ今が貧困であっても、がんばって勉強したり働いたりすれば成功できるんだ、という夢を見ることを、ニートは難しくさせているのかもしれませんね。

◎ 評価は55%です。
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http://gorogo.com/m/17es/17es015.html