実践「ニュース小論文」第21回課題
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今回の問題です。
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以下のニュースを読み、190字以上200字以内で問題点を指摘し、解決策を述べよ。なお解答に際しては、以下の点に注意せよ。
※ 190字以上200字以内の字数制限厳守。
※ 段落分けはしない。「最初に1マス空ける」もしない。
※ テーマから1~2段階抽象化して考える。
今回の場合、チャーリーくんの件にとどまらず、安楽死について述べる。
ただしいきなり抽象化はせず、必ずニュースの内容に触れること。
※ 日本の国益を守るにはどうするか、を考える。
今回の場合、日本の安楽死に関する現状等をふまえて日本がどうすべきか述べる。
深刻な難病で生命維持装置をつけている英国のチャーリー・ガード君(生後11カ月)の治療を続けるかどうかに世界の注目が集まっている。回復見込みがないとして地元の病院は安楽死を提案したが、両親は拒否し、米国で治療を継続することを模索。2017年7月3日と4日、トランプ米大統領やバチカンが両親への支援を表明したことで、さらに関心が高まっている。
英メディアなどによると、チャーリー君はロンドン在住のクリス・ガードさん(32)、コニー・イエーツさん(31)夫妻の長男として2016年8月に誕生。まもなく先天性の「ミトコンドリアDNA枯渇症候群」と診断された。細胞が正常に機能しないため内臓や筋肉の形成が難しく、脳にも深刻な損傷を負っているという。
2016年10月から治療を続けている病院は「やるべき治療は全てやった」と強調し、両親に生命維持装置を外して安楽死を受け入れるように提案した。病院は裁判所に安楽死の許可を申請し、欧州人権裁判所は2017年6月、治療継続は「さらなる苦しみを与える」として安楽死を認める決定をした。両親がチャーリー君を国外に渡航させることも禁じた。
これに対し、両親は「命が尽きるまであきらめないのが私たちができる唯一の務め」と安楽死を拒否。国外も含めた受け入れ先を探し、米国の医師を見つけた。医師は、治療としてチャーリー君の体内で生成できない物質を経口投与すると約束したという。両親は治療費や渡航費を募るため、ネットサイトを設置し、130万ポンド(1億9,000万円)以上の寄付を集めた。
トランプ氏は2017年7月3日、「もし私たちが助けることができるなら喜んでそうしよう」とツイート。ホワイトハウスは政府職員が両親と連絡を取っていると明らかにした。
さらに、フランシスコ・ローマ法王が、両親が最期まで子どもに寄り添い治療にあたることを認めるべきだと主張。バチカンが運営するローマの小児病院は2017年7月4日、受け入れを表明した。しかし、ジョンソン英外相は裁判所の渡航禁止命令を理由に小児病院への転院は「できない」としており、当面は地元の病院での治療が続く見通しだ。
《 毎日新聞 2017年7月10日(月) 17時53分 配信 》
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