実践「ニュース小論文」第24回課題
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今回の問題です。
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以下のニュースを読み、190字以上200字以内で問題点を指摘し、解決策を述べよ。
※ 190字以上200字以内の字数制限厳守。
※ 段落分けはしない。「最初に1マス空ける」もしない。
福井県坂井市の三国港から北北西に約320キロ、日本の排他的経済水域(EEZ)内にある日本海の好漁場「大和堆(やまとたい)」で、2017年6月上旬から7月上旬にかけ、三国港機船底曳網漁業協同組合の漁船が北朝鮮の船とみられる漁船の違法操業と遭遇。同組合によると、目撃は数十件に上るという。違法操業の漁船の網を避けるため、漁場に入れない被害も出ており、漁師たちは「俺たちの生活と命を守ってほしい」と悲痛な叫びを上げている。
2017年6月25日、同組合所属の天越丸(64トン)は、底引き網漁のための海底清掃で大和堆にいた。舩木秀二船長(55)が見つけたのは北朝鮮らしき国旗を掲げた小型船。乗組員は6~7人とみられた。「違法操業の証拠を残さないと」。銃を持っているのではないかとの不安の中、舩木船長は意を決し、小型船の約800メートルまで近づいて写真に収めた。
同組合の浜出征勝組合長によると、大和堆で違法操業の漁船に遭遇したのは2017年から。6月上旬から目撃情報が入り、同月下旬から7月上旬にかけて最も多く、数十件に上っている。
違法操業船はソフトボールほどの大きさのブイを使って流し網漁を行っている。組合の漁船はプロペラに網を巻き込み運転不能になるのを恐れ、狙った場所で漁ができなかったり、約千メートルに及ぶ網が障害になり、漁場に入れず引き返したりするなどの被害が出ているという。
県底曳網漁業協会や県水産課も、大和堆で北朝鮮船が違法操業していることを把握している。海上保安庁広報室によると、同庁は今月上旬から大和堆周辺に大型や中型の巡視船や航空機を派遣し、集中取り締まりを実施。2017年7月24日現在、延べ約570隻の北朝鮮漁船に退去警告を出した。
舩木船長が大和堆で船の写真を撮影した日から9日後の2017年7月4日、北朝鮮のミサイルが日本のEEZ内の日本海に落下した。2017年7月26日から、再び大和堆へ出漁する舩木船長は「北朝鮮の船は怖いし、ましてやミサイルはどうもできない。ただ、漁をしないと収入がない」。浜出組合長は「万一があったら取り返しがつかない。危険な状況を政府に訴えたい」と話した。
《 福井新聞 2017年7月25日(火) 10時24分 配信 》
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