こんにちは。徳村ヒデキです。
いよいよ入試英語小テストでの英語学習がスタートします。
今回は「単語の学習法」について書きたいと思います。
この記事を読んでいるみなさんは、もうすでに何らかの英単語集を使っていると思います。
持っている人はその単語集の表紙や前書きをちょっと見てみてください。
「センター試験カバー率○○%」「早稲田大カバー率○○%」なんていうフレーズが書かれていませんか?
単語集には、この“カバー率”というワードがよく使われています。
この“カバー率”、いったいどのように考えればよいのでしょうか?
例えばここに、「〇〇試験カバー率95%」と書かれた単語集があるとします。
「95%」と聞くと、かなりの数の英単語がカバーされているように思えますね。
ではこの「〇〇試験カバー率95%」の単語集をマスターして、その試験の長文問題を解いてみるとしましょう。
共通テストでは文法・語法問題や、語句整序問題、発音アクセント問題は姿を消し、長文問題が中心になります。
共通テストの後半の大問は、試行テストの問題から考えると、およそ500~600語程度になると考えられます。
95%をカバーしているということは、逆に考えると5%が「分からない単語」になる可能性があるということです(あくまで単純計算ですが)。
600語の長文の場合、600語の5%ですから、その数、約30語です。
もし30語も分からない単語が含まれている英文で、正確に問題を読み解けと言われたら、これはもう至難の業でしょう。
勘や運に頼るところも多くなるはずです。これでは高得点は狙えませんよね。
「英単語はどれくらい覚えればよいのか?」
この問いかけに、正解はありません。
しかし先ほどの例を見る限りでも、大学受験に合格するには、最低2冊の単語集は頭に入れなくてはならないと思います。
具体的には、1冊目で基礎単語レベル、2冊目以降で二次試験レベルの単語集をマスターするのが良いでしょう。
高校1・2年時から本気でやろうと考えている人は、3~4冊を仕上げてほしいところです。
複数の単語集をやれば、当然「単語のかぶり」が出てきます。
それを「無駄じゃないか」と考えるのは早計です。
かぶっているということは、その単語が必須単語である、という証しなのです。
そういう単語こそ、絶対に覚えておかなければならない「入試頻出の単語」というわけなのですね。
それでは参考として、ヒデキがおすすめする単語集を紹介しましょう!
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