板野はよく外食をするのですが、その際に「果たしてこれって原価はいくらくらいなのかな?」と疑問を持つことが多々あります。

そこでちょっと調べてみました。

まずハンバーガーの場合、かつて売られていた1個100円のハンバーガーの原価は40~60円。これだと人件費や水道光熱費、家賃などを入れると売れば売るほど赤字です。

しかし、ポテトやドリンクとのセットで、全体を500円程度にできれば、十分に利益が出る仕組みです。

特にフライドポテトの原価はSサイズで約15円。利益の柱ともいえる存在です。

板野はマック(関西では「マクド」)のフライドポテトが好きで、よく頼みますが、食べる側にとって美味しくて、売る側にとっても儲かる商品なのですから、フライドポテトはめちゃくちゃ優秀なやつです(笑)。

また、激しい値下げ合戦がよく話題になる牛丼業界ですが、これは調べてみて驚きました。

牛丼の並盛りを380円で食べたとすると、お店側の利益はいくらだと思いますか?

シンキングタイム…

なんと、一杯で約20円しか儲からないのです。

しかし、これに卵やサラダなどを付けてセットにした瞬間、お店側の利益はずいぶんと増えるのです。

卵は一般の消費者がスーパーで買っても1個20円程度ですから、お店がこれを50円で売ればいきなり30
~40円程度の利益が出るのです。

なるほど、こんなところで儲けていたのか!!

と感動しきりなのですが、モノを作ってそれを売り、そして儲ける、というのはとても大変なことです。

お金を稼ぐというのは本当に本当に大変なことなのです。

みんなが受験勉強するにあたって教育費を負担してくださっているご両親のためにも、みんな頑張って勉強してくださいね。

今のみんなは受験勉強という「仕事」をしているのです。

ここで頑張ることで、将来の可能性が広がり、自分の職業選択はもとより、社会に貢献したり多くの人を養ったり、さらには日本を支えられる人になってください。

板野は毎日牛丼セットを食べながら、みんなが将来大物になるのを楽しみに日々生活していますぞ。

○天才? そんなものは決してない。ただ勉強です。方法です。不断に計画しているということです。
byロダン