大学情報を得るのに欠かせないのがインターネットです。
自分が志望している大学のHPをネットで検索して、必ず一度は見てください。
その際、他の大学のHPもいろいろと眺めてみると、それぞれの大学の雰囲気の違いがわかると思います。
しかし、やはり実際に大学を自分の目で見てみることは、とても大切なことです。
「百聞は一見に如かず!」
夏は全国各地の大学でオープンキャンパスの真っ盛りです。
志望大学のオープンキャンパスについての詳しい情報は、自分から積極的に仕入れるようにしてください。
大学受験の情報の入手先としては、旺文社の発行している『蛍雪時代』やそのHPであるパスナビが信頼性の高い情報を届けてくれるオススメの媒体です。
参考までに、「パスナビ」のアドレスです。
http://passnavi.evidus.com/
さて、夏休みも前半が過ぎようとしています。ダラダラ過ごしてしまっていては、ライバルに差をつけられてしまいます。
自分の志望大学学部情報を入手するとともに、気合いの入れ直しということで、今後の学習計画の建て直しをしましょう。
以下に具体例を挙げていきます。
必ず紙に書いていくことがポイントです。
【基本情報】
◎志望大学・学部
第一志望…○○大学○○学部
→ここは気合いの第一志望大学!
もちろん、国公立大と私立大学を両方受験する人は2大学を想定して勉強すること。夏までに志望校・学部を決定しているのとそうでないのとでは、合格率が倍以上違います!!
◎センター試験合格得点率%
ここは自分で必ず調べること。各科目の配点や傾斜配点がある場合は、それも調べるべし。
それから、各科目の目標点も具体的に書く!
たとえば、英85%、国80%、数70%、社80%、理75%、など。具体性のない目標は目標ではありません。
◎二次試験での必要科目と合格平均得点率
英・国…合格者平均得点率60%…など。
→さらに、各科目の自分の目標得点率を具体的に書くこと。できれば、夏の間に一度過去問をやってみるのがオススメ。
◎私大を受験する場合、必要科目と合格平均得点率を調べる。
英・国・社(日本史)…合格者平均得点率70%…など。
→さらに、各科目の自分の目標得点率を具体的に書くこと。できれば、夏の間に一度過去問をやってみるのがオススメ。
【学習計画】
◎短期目標(8月末まで)
例
毎日12時間勉強、5教科をバランスよく勉強する。毎日英語長文2題。数学2題を完璧に。
→などなど、具体的に書く。一時間単位の計画表を作る。
◎中期目標(10月末まで)
例
センター5教科トータルで、75%を確実に取れるようにする。二次対策として、英語の長文読解の問題集制覇と、現代文の記述問題対策。
→などなど、これも具体的に書く。
◎模試の目標
例
○○模試で総合偏差値60以上!志望校判定でB判定以上をとる!
→などなど、これも具体的に書く。
上記を参考に、それぞれの項目について、できるだけ具体的に自分で計画を立て、紙に書き出してみてください。
短期的には、どの参考書や問題集を一日どのくらいやって、いつまでに仕上げるか。
また、夏の終わりの時点で、合格に必要なセンターの得点の10%以内の力を付けることを目標にします。9月からセンター本番の1月までで、10%アップは十分可能。20%アップが限界といわれています。
中期的には、受験科目全体のバランスを考えた成績アップ。特にセンターのウエイトが高い大学を受ける人は、センター対策を怠らないこと。
今の時点では、10~11月の模擬試験を本番に想定した学習計画を考えてください。本格的な二次試験対策や私大などの過去問の演習は、10月以降を計画しています。
今の時期は書店に赤本(過去問集)が並ぶ時期です。志望大のものを必ず手に入れましょう。
ここではお金を惜しまず赤本(過去問集)を購入し、机の前に置いておき、それを見ながら毎日気合いを入れるのです。
○事を行うにあたって、いつから始めようかなどと考えているときには、すでに遅れをとっているのだ。
byクインティリアヌス