○N美
『勉強の鬼原則』のセルフレクチャーについてですが、私は結局問題を書いて解くよりも時間がかかってしまいます。
というのは、先生になったつもりで解説していると結局解答をすべて書きながらになってしまい、また、まだ完璧ではない問題ではノートを確認しながらなのですごく効率が悪くなってしまいます。
そのため結局セルフレクチャーを今はしていません。やり方を詳しく解説してください!

○板野より
結論から言うと、セルフレクチャーで時間がかかるのは当たり前のことです。
たとえば、板野がセンター現代文の解説をする時、本番では30分で解くべき問題を90分かけて解説します。
そして、その授業の予習は、最低でも一時間はかかります。
つまり、30分の問題に対して、その五倍の時間をかけて、解き、理解し、説明し、身に付けていくわけです。

プロの予備校の先生でもそうなのです。
みんながやって時間がかかるのは当たり前のことです。

逆に言えば、それ以下の勉強しかしていないので、一見勉強したように見えても、それはやったフリにすぎず、結局身に付いていないから、本番でも得点できないのです。
他にも「まな」さんが、復習の仕方を質問してきましたが、是非セルフレクチャーを取り入れてください。

人にすべて説明できるまで血肉と化していないのが、結果の出ない最大の原因なのです。
いくらたくさん問題を解いても、ただ解くだけでは無意味です。
一つ一つをきちんと理解し、自分のものにしながら前に進んでください。
中途半端な勉強をいくらやってもダメだということを自覚することです!!

●セルフレクチャーについては、『勉強の鬼原則』(大和書房)を参照してください。
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